論文を読むときにgoogle翻訳がいらなくなるwebサービス「transsay」を作ってみた
transsayとは
transsayは英語論文をコピペするだけで良い感じに翻訳してくれるwebサービスです。
Google翻訳があるからこんなのいらないじゃないかって? そんなことありません!
Google翻訳にただコピペするだけでは、日本語訳が変になっているという経験はありませんか?
それは改行やハイフネーションがあるからなのです。
transsayを使って、サクサク論文を読んじゃいましょう。
はじめに
みなさん、英語論文を読むのは得意ですか?私は、苦手です。。。
B4や修士になったら嫌でも英語論文を読まなければなりませんよね。苦手だからやらないなんて言ってられません。
英語論文を読むのが苦手な方は、いつもどのように論文を読んでいますか? 英語を得意になりたいからと何も調べずに自力で頑張る人もいれば、知らない単語を調べながら読む人もいると思います。
しかし、一番多いのは、Google翻訳などを使ってコピペする人が一番多いんじゃないでしょうか? もちろん私も、章ごとにコピペして読んでコピペして読んでを繰り返していました。
しかし、論文をただコピペするとなんか変な日本語になったりしませんか?
それは文章の途中で改行が入っていたりハイフネーションがあったりすることが原因です (現在、Google翻訳ではハイフネーションをいれたままでもそのままいい感じに翻訳してくれています。さすが。 )。
そのままコピペすると?
例えば、この写真をみてください。
これは、alpha goを改良したalpha go zeroの論文である「Mastering the Game of Go without Human Knowledge」のアブストラクトの一部です。
論文をそのままコピペしただけだと、文の途中にある改行のせいで、正しく翻訳してくれていません。 (画像の例だと、programとtoの間に改行がある)
私は、この改行を手作業で消してからGoogle翻訳に投げていました。 本当に無駄な時間だったなあと思っています。
transsayが良い感じに翻訳してくれるよ
そこで、この改行があっても良い感じに翻訳してくれるwebサービス
を作りました。
「transsay」とは「translate + essay」に由来する造語で論文翻訳を意味します。
先ほどのGoogle翻訳に入力した文章と全く同じものを「transsay」に翻訳させてみます。
すると、改行を無視して、正しく翻訳してくれていることがわかります (囲碁を正しく翻訳できてないですけどね笑)。
まとめ
これで、手作業で改行を消すことなく、ただコピペするだけで英語論文を日本語で読めるようになります! 是非transsayを使ってサーベイしまくってください!